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【かんたん解説】貸し倉庫/営業倉庫/トランクルームの違いとは

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オガワ
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倉庫業と一言で言っても、実はその下にたくさん枝分かれした分類があるのをご存知でしょうか。

よく耳にする「貸し倉庫」や「トランクルーム」などもちゃんと倉庫業法という法律で定義された分類の一つなのです。今回はその定義と違いについてかんたんに解説します。

 

倉庫業の言葉の意味を整理しよう!

貸し倉庫とは

貸し倉庫とは、倉庫のスペースを貸し出す形態のこと

貸し倉庫とは、その名の通り倉庫のスペースを貸し出す形態です。
賃貸住宅などと同様に賃貸借契約が存在する立派な賃貸業です。

どちらかというと法人向けに貸し出している倉庫が多く、その多くは倉庫丸々を貸し出すような形態を指します。

貸し倉庫に関しては、別記事でも解説しています。

営業倉庫とは

営業倉庫とは、倉庫を用いた営業のために国土交通大臣の登録を受けている倉庫のこと

営業倉庫とは、倉庫を用いた営業のために国土交通大臣の登録を受けている倉庫を差します。

倉庫業法で登録を必要とすることを定められており、主に貸主の物ではなく、借主などの他人の物品を保管します。

仮にお金を払って他の倉庫に物品を保管させてもらう場合は、倉庫業法での登録がされている業者でないと違反となり、罰則の対象になってしまうのです。

営業倉庫の下にはさらに複数の分類が定められ、倉庫の大きさや用途、保管するものによって細かく分けられています。

営業倉庫は倉庫業法での登録が必要です。詳細は別記事にて解説しています。

トランクルームとは

トランクルームとは、主に一般消費者から寄託された物品の保管を行うスペースのこと

トランクルームとは、営業倉庫の下にぶら下がっている分類のひとつで、主に一般消費者から寄託された物品の保管を行うことを目的としています。

特にマンションなどの集合住宅の多い地域でよく見られ、自宅のみでは収納スペースが足りないという方の利用が多くなっています。

トランクルームは主に業者が荷物の出し入れを行い、また警備などもしっかりとしているところが多く、ある程度価値のある家財の収納スペースとして人気の高い倉庫です。

用途の違いを簡単に解説

営業倉庫は有償で他人の物品を保管する目的の倉庫ですが、そうではなく自分のものを保管するような倉庫は自家用倉庫という位置づけとなり、倉庫業法の登録を必要としません。

貸し倉庫、トランクルームは営業倉庫の中に含まれる大きなくくりの言い方となります。

貸し倉庫とトランクルームの違いとしては、貸し倉庫の多くは先述の通り主に法人を対象として、倉庫全体を同一の者に貸し出す場合を指し、倉庫の運用自体を任せる形態です。

それに対しトランクルームは主に個人を対象とし、多くは倉庫などのスペースをある程度の広さに区切って、荷物を保管する用途として使用します。荷物の出し入れは業者が対応します。

トランクルームに似たものとしてレンタル収納スペースというものがありますが、これは荷物の出し入れは借主が行うものとなっています。

さいごに

まとめ

■営業倉庫 – 有償で他人の物品を保管するために国土交通大臣の登録を受けている倉庫
■貸し倉庫 – 主に法人が対象
■トランクルーム – 主に個人が対象

倉庫業には実は多くの分類が存在しており、普段見かける貸し倉庫やトランクルーム、レンタルスペースなどはすべてその中に含まれています。

倉庫を借りるときには、自分の預けたいものをちゃんと理解し、それに合う倉庫形態を考えながら、物件探しをするようにしましょう。

倉庫物件をお探しなら、ぜひわたしにお手伝いさせてください。

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