その他

倉庫・工場の天井クレーンの設置費用と設置納期

本記事では、天井クレーンの設置費用と設置納期を解説していきます。

倉庫を借りる、建築する際に天井クレーンの設置を検討する方が多いです。

“思っていたより高くて予算がない…”
“開業日までに設置が間に合わない…”

とならないようにおおよその費用感、設置納期を把握しておきましょう。

天井クレーンの設置費用と納期

天井クレーンは、建物の両側の壁に沿って、ランウェイ上を走行するクレーンのことで、建物の天井をクレーンが走るのでこの名前がつけられました。

屋外に設けられたランウェイ上を走行するクレーンでも同じ構造、形状だと天井クレーンに分類されます。
また天井走行起重機とも言われており、建築物の天井のスパンを活用して、据付けられているクレーンを指すことも多く、産業界に普及されており、クレーン自体としては吊上げ荷重 3t程度の小型のものから 700t程度の大型のものまで数多くあります。

据付け面積は小さくが、運搬できる範囲が広く、運搬する速度が速いなどの特徴をもっています。

天井クレーンには、以下のような種類があります。

【天井クレーンの種類】

「クラブトロリ式天井クレーン」
「ホイスト式天井クレーン」
「製鋼用天井クレーン」

など

詳しくは「【かんたん解説】天井クレーンの種類と一覧」にて解説してます。

天井クレーンの設置費用は、大体70万円~500万円で、クレーンガーター製作費用や、巻上げ機費用、試運転調整など含むことが多く、納期は1~3ヶ月で要相談となっているケースが多いです。

こういったツールは専門性が高いので、天井クレーンメーカー各社で見積もることをオススメします。

天井クレーンメーカーは下記記事にて解説していますので参考ください。
【2020年版】天井クレーンのメーカーまとめ6選

天井クレーンを設置時の注意点

天井クレーンの設置時には以下のような注意点があります。

【天井クレーンの設置時の注意点】

その①・・・「クレーン設置報告書」を提出する
その②・・・用途に適した適切な天井クレーンを導入する
その③・・・建屋(建物)の条件を確認する
その④・・・設置フローを確認する

「クレーン設置報告書」を提出する | 天井クレーン設置時の注意点①

天井クレーンを設置する場合、「クレーン設置報告書」の提出義務が課せられています。
設置報告などの申請はクレーンメーカーや設置業者が申請代行を行うケースが大半です。

設置報告書などの各種書類は厚生労働省のHPよりダウンロード出来ます。

用途に適した適切な天井クレーンを導入する | 天井クレーン設置時の注意点②

用途に応じた天井クレーンを選定・設置する必要があります。
「どのような重量物」を「どのように運ぶのか」によって、適切なクレーンの種類が異なります。

まずは使用用途を明確にし、クレーンメーカーや施工業者などに相談するようにしましょう。

また、搬送のルート・距離にあわせてクレーンを組み合わせて選定することも必要です。

建屋(建物)の条件を確認する | 天井クレーン設置時の注意点③

導入したい天井クレーンが定まってきたら、導入しようとしている天井クレーンに建屋(建物)が対応可能か、確認しましょう。

天井クレーンを設置する場合は、建屋に荷重が掛かるので、建屋は十分な強度を持っていることが必要条件であり、特にクレーンを増設する際には念入りに強度確認をすることが重要視されてきます。こうすることで安全にクレーンを導入することができます。

特に築年数の経っている倉庫などの場合は、見えない部分で劣化や歪が生じている場合があります。しっかり導入前に建物が倉庫の使用に耐えられる状態なのか、調査しましょう。

設置フローを確認する | 天井クレーン設置時の注意点④

最後に、クレーンの設置の流れを把握しておきましょう。

天井クレーンの設置のおおまかな流れは、以下の通りです。

【天井クレーンの設置のおおまかな流れ】

その①・・・設置報告書の提出、審査
その②・・・クレーンの設置工事
その③・・・検査・検査証の交付
その④・・・使用 *2年毎に性能検査

*つり上げ式荷重3t以上のクレーンの場合
*0.5t以上3t未満のクレーンの場合は「設置報告書の提出」「荷重試験等の実施」のみ

(参照:クレーン設置・廃止のフローチャート)

上記の使用までに約1~3ヶ月ほど時間がかかります。

また、繁忙期や設置エリア等によってはさらに時間がかかることも想定されます。
余裕のあるスケジュール設定を行うようにしましょう。

まとめ

天井クレーンを導入するにあたっての注意点や費用や設置納期に関してまとめました。

天井クレーンの設置費用の相場としては、おおよそ70万円~500万円と、かなり幅があります。用途や大きさにより変わってくるので必ず見積もりを取るようにしましょう。

また設置まで約1〜3ヶ月ほど時間がかかり、状況によってはさらに時間がかかる可能性もあります。余裕を持ったスケジュール設定を行うようにしましょう。

その他にも天井クレーンの使用に建物が耐えられるのか、クレーン設置報告書の提出など天井クレーンの設置には様々な注意点があります。

独断で判断するのではなく、クレーンメーカーや施工業者と相談しながら安全に天井クレーンを導入していきましょう。

 

お問い合わせはコチラ