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【防カビ対策】倉庫・工場のカビ対策4選

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倉庫や工場は構造的に高温多湿になりやすく、カビが発生しやすい環境です。

倉庫や工場でカビが発生すると、保管物、貯蔵物が傷み、廃棄処分や損失を被ることになります。

本記事では、倉庫や工場でできる防カビ対策を紹介していきます。

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カビはなぜ発生するのか?

カビは大まかに分けると「酵母菌」「糸状菌」「きのこ菌」の3つに分けることができます。

この3種類のカビのうち、人の体に悪い影響があり、予防と対策が必要なのは「糸状菌」です。

カビは、「栄養」「温度」「酵素」「水分」などの要因によって発生します。この中のどれか1つでも抑えることができたら、カビの発生を予防することができます。

倉庫や工場では構造上、高温多湿になりやすいだけでなく、保管物、貯蔵物によってはカビの好む「栄養」を含んでいる場合も多く、カビが発生する可能性が高い環境です。

カビが生えるのは食品だけでなく、綿糸などでもカビが発生し、廃棄処分、損失が出た事例もあります。

「自社の倉庫に食品や生物がないからカビの被害は気にしなくて良い」

ということは決して無いので注意しましょう。

 

【防カビ対策】倉庫・工場のカビ対策4選

倉庫・工場のカビ対策を紹介します。

◎倉庫・工場のカビ対策◎

その①・・・換気のタイミングに気をつける
その②・・・カビ対策に必要な湿度計の数を考える
その③・・・産業用除湿剤や業務用除湿マットを使って製品を守る
その④・・・湿気の少ない倉庫や工場を建設する

 

順に解説していきます。

換気のタイミングに気をつける | 倉庫・工場のカビ対策①

1つ目は「換気のタイミングに気をつける」ということです。

倉庫・工場内の換気を行う際には、「洗濯物がよく乾く日」をイメージして、自社に最適なタイミングを分析すると良いでしょう。

湿度の高い時間帯に換気を行うと、日々の取り組みによってはカビが増えやすい環境を作り出すことになるので、「なぜその時間帯に換気をするのか?」といったことを考えることも必要です。

そして朝と夜は外気中の水蒸気量が増えるため、就業前後に扉を開ける習慣がある場合は、入退室におけるルールも考え直しましょう。

カビ対策に必要な湿度計の数を考える | 倉庫・工場のカビ対策②

2つ目は「カビ対策に必要な湿度計の数を考える」ということです。

カビ対策をしっかりしている倉庫・工場の多くは、戸外に1つと、室内の四角に1つずつ、合計5つ以上の湿度計を置いています。

ラインによって製造する品物が違う大きな工場の場合は、場所によって湿度が大きく変わることも多いため、外を含めた様々な場所に湿度計を置くことは必須とされています。

産業用除湿剤や業務用除湿マットを使って製品を守る | 倉庫・工場のカビ対策③

3つ目は「産業用除湿剤や業務用除湿マットを使って製品を守る」ということです。

この方法は倉庫・工場内の湿気をなかなか下げられない場合に導入する方法ですが、導入する場合は「製品と一緒に除湿剤を納品するトラブル」を防がなければなりませんので、納品準備や封入の運用ルールも見直すべきだと言えます。

湿気の少ない倉庫や工場を建設する | 倉庫・工場のカビ対策④

4つ目は「湿気の少ない倉庫や工場を建設する」です。

これは最終手段になりますが、どの方法を試してもダメな場合は検討しましょう。

その時は倉庫・工場建設に詳しい業者にカビ対策について相談することを強くおすすめします。業者はお客様の大切な製品を守る専門的な技術や知識、物事の進め方に関する知識があるので、安心して相談できますよ。

まとめ

今回は
「カビはなぜ発生するのか?」
「【防カビ対策】倉庫・工場のカビ対策4選」

を解説しました。

カビが発生する要因として、
「栄養」「温度」「酵素」「水分」
などが挙げられます。

この中のどれか1つでも抑えることができたら、カビの発生を予防することができます。

具体的に倉庫・工場でのカビ対策としては

◎倉庫・工場のカビ対策◎

その①・・・換気のタイミングに気をつける
その②・・・カビ対策に必要な湿度計の数を考える
その③・・・産業用除湿剤や業務用除湿マットを使って製品を守る
その④・・・湿気の少ない倉庫や工場を建設する

の4つが挙げられます。

倉庫や工場は構造上、カビが発生しやすい構造であることが多いです。
カビが発生し、保管物、貯蔵物に損害が発生する前に、カビの発生は極力未然に防ぎましょう。

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