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【マスクが苦しい…】夏場の倉庫にマスクは着用すべき?

【最新】オススメ倉庫

夏場の倉庫作業は暑さとの戦いです。
大きな倉庫になると、空調も効きづらく熱中症のリスクが高まります。

今年はさらに新型コロナウイルスの影響でマスクをしての作業が求められる現場も多くなると考えられますが、本当に夏場の倉庫にマスクは必要なのか、また、マスクの着用をすべき場合、どのような暑さ対策を行うべきなのか解説していきます。

夏場の倉庫作業でマスクは必要?

基本的には、マスクの着用は必要になってくると考えて対策を練った方がいいでしょう。

ただ、無対策にマスクの着用を義務付けるのではなく、熱中症のリスクとのバランスをみながらどこまでマスクを着用させるかが焦点になります。

夏場になれば倉庫内の室温は30度以上にも達してしまいます。夏場の倉庫での労働環境はただでさえ過酷なものですが、夏にマスクを着用して作業に当たるというのは通常では経験することではないので、例年にも増して暑さとの戦いへの対策が必要となります。

マスク着用時の暑さ対策

マスク着用時にできる暑さ対策を解説していきます。

空調服の着用|マスク着用時の暑さ対策【その①】

マスク着用時の暑さ対策としては、空調服の着用があります。

空調服とは、バッテリーで可動する小型のファンがついた作業服のことです。
空調服を着用することで、外から取り込んだ風を服の中で循環させることができるので、服の中が蒸れることなく涼しさを保つことができます。

そんな空調服は室内温度のコントロールが難しい倉庫内で有効となります。エアコンよりも電気の使用が少なくて済むので、経済的でもあります。バッテリーの可動時間はメーカーや風量によっても異なりますが、5時間〜20時間ほど連続して使用することができます。

半袖やベストタイプの空調服もありますが、袖がないので作業がしやすいのが特徴です。
長袖の通常タイプだと袖の部分まで膨らんで作業に支障が出る場合がありますが、そんな時は半袖やベストタイプがおすすめです。ポリエステル素材で出来た空調服もあり、軽量でさらに作業がしやすくなります。

アイスベストの着用|マスク着用時の暑さ対策【その②】

アイスベストという選択肢もあります。

アイスベストとは、メッシュ素材などでできた軽量のベストに保冷剤を入れるスペースが設けられているベストのことです。作業服の内側にアイスベストを着ることで内側から涼しさを保つことが可能です。

保冷剤は脇の下や背中に入るようになっているので、蒸れやすい場所に使用することで体の熱を冷ましてくれます。アイスベストは空調服よりも経済的な暑さ対策と言えます。
アイスベストに使用する保冷剤は通常使用のものとは異なり、表面に断熱シートが入った構造になっているので、通常の保冷剤よりも長時間使用することが可能となっています。

その他暑さ対策|マスク着用時の暑さ対策【その③】

他にできる熱中症対策としては、定期的に日陰などで休むことが挙げられます。
室内倉庫の場合は、日陰かつ風通しの良い場所に移動しましょう。

その際はできるだけマスクを外して休める環境が理想的です。水分補給も重要で、喉が乾かなくても定期的に水を飲むことが大切です。暑さに体が慣れるまでは時間がかかるので、少しずつ体が労働環境に適応できるように無理なく作業に当たることが大切です。

また、暑さ対策として、エアコンやシーリングファンなどの空調設備の導入も効果的です。
詳細は、以下の記事で紹介しております。

>>【猛暑に備えて】倉庫の「暑さ対策」5選

まとめ

新型コロナウイルスの影響により、今年の夏はマスクを着用しながらの倉庫内作業は避けられないでしょう。

熱中症が起こるのは、炎天下での屋外作業だけでなく、室温や湿度が高い倉庫などでもそのリスクは高まります。
新型コロナウイルスの影響で外出機会が減り、暑さにも慣れていない状態での作業にはさらに危険が伴います。通気性の良い衣類やマスクの着用を徹底して、危険を感じたらこまめに休むということを心がけましょう。

 

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