近年はインスタ映えするお洒落なカフェが大注目を集めています。その中で一風変わったコンセプトを打ち出しているのが、倉庫をリノベーションしたカフェ。
倉庫というと物を保管する場所というイメージがありますが、実はリノベーションによって素敵なカフェスペースへと変化させることもできます。そこで今回は日本全国にあるお洒落なカフェを10店舗まとめましたのでひとつずつチェックしていきましょう。
目次
倉庫をリノベしたお洒落カフェ10選
倉庫を改造、リノベーションして運営されているカフェは日本全国に数多くあります。今回はその中から厳選したお洒落なカフェを10店舗ご紹介します。
ボーダレスラウンジ(Borderless Lounge)
長崎県産のオーガニック食材、カフェなどを展開するボーダレスラウンジ(Borderless Lounge)。こちらのカフェは約30年使われていなかったみかん選果倉庫をリノベーションしてオープンしたとのこと。
店内は大村湾を一望できるロケーションとなっており、インスタ映えを望む女子にはぴったりのお洒落カフェです。また2階はゆったりとくつろげるシェアスペースとなっており、倉庫特有の天井が高い開放感あふれる空間になっています。
オールドソーコ(Cafe Owl de Soco)
静岡県富士市にお店を構えるオールドソーコ(Cafe Owl de Soco)。文字通り古い倉庫をリノベーションしてオープンしたカフェです。
外観からはお洒落というイメージを抱きにくいですが、一歩お店の中に入ると天井が高く、開放感や清潔感があふれるカフェスペースが広がっています。
ハーブプラスカフェ(HERB+CAFE)
自家栽培のオーガニックハーブが楽しめるハーブプラスカフェ(HERB+CAFE)。店内に一歩踏み込むとそこには木材パレットが敷き詰められ、大小さまざまな木材を組み合わせた自然のコラージュが広がっています。
こちらのカフェはオーナー兼空間デザイナーでもある河野芳寛さんが、工務店跡を約2年かけてほぼ1人でリノベーションした建物とのことです。
A cat has 9 lives
愛媛県松山市でひっそりとオープンしたカフェ、A cat has 9 lives。外観はイエローを基調とした倉庫となっており、地元の人も「近づかなければカフェとはわからない」というほど隠れ家的なお店として親しまれています。
店内はレトロな雰囲気を出しながらも複数のカラーを取り入れたお洒落な空間。お店に置かれている一部の家具などは、ご実家から調達されたとのことで家族ぐるみで素敵なリノベーションカフェを実現しています。
キャロ&コー(CALO&CO.)
鳥取県の中心に位置する北栄町にお店を構えるキャロ&コー(CALO&CO.)。適度に廃れた感のある外観は、倉庫好きには堪らないといった印象を与えます。
店内はアメリカンビンテージの数々で埋め尽くされており、外観のイメージと合わせてお洒落なアンティークを好む方々にはぴったりのカフェです。
倉庫内の隅に設置されたコンテナ風のキッチンも海外気分を満喫できます。
ノースショア神戸(NORTHSHORE KOBE)
インスタ映えスポットとして注目を集めているノースショア神戸(NORTHSHORE KOBE)。神戸ハーバーランドのumieエリアにあるこちらのカフェは、煉瓦で造られた倉庫をリノベーションしてオープンしたとのこと。
実はこのノースショア神戸がある一角は神戸市でも有名な煉瓦倉庫が立ち並ぶエリアであり、周辺にはお洒落なダイニングなども並んでいます。
レトロ感あふれる外観に赤煉瓦の壁や鉄骨を見せる天井など、お洒落な空間を維持しながらも倉庫の面影を残しているのが大きな特徴です。
カフェ ケ・セラ・セラ(Cafe Que sera sera)
大阪府堺市、サロンの横にある階段を上がった先にあるカフェ ケ・セラ・セラ(Cafe Que sera sera)。
外観はいかにも廃れた倉庫という印象ですが、店内からは海が一望できるため、絶景を望む女子からの人気が高いのも特徴です。倉庫らしく天井が高い造りとなっているため、開放感あふれる有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
マツヤマカフェ(Matsuyama Cafe)
奈良県明日香村の駅近くにひっそりと佇むマツヤマカフェ(Matsuyama Cafe)。こちらは築80年、元JAの古い木造倉庫をリノベーションしてオープンしたカフェです。
古さと新しさが融合された空間のほとんどは、店主自らのセルフリノベーションによって造られたそうです。手作りの雰囲気や香りを感じることができるため、落ち着いた空間で有意義な時間を過ごしたい方からは大きな支持を集めています。
ミーティングハウス(MEETING HOUSE)
仙台市青葉区上杉、閑静な住宅街の一角に馴染むように佇むミーティングハウス(MIEETING HOUSE)。元倉庫をリノベーションして造られたこちらのカフェは、都会的でお洒落なイメージを与えながらも木の温もりを感じられる店内構造となっています。
内装に使用されている木材の大半は、倉庫で使用されていた運送用のパレットや海で集めた木などを再利用しているとのことです。
ザ ハイドアウェイ ファクトリー(THE HIDEWAY FACTORY)
オープン前の段階でインスタグラムのフォロワー数が3000人を突破していた大注目のザ ハイドアウェイ ファクトリー(THE HIDEWAY FACTORY)。
オーナー自らが150坪の倉庫を丸々リノベーションしており、店内はニューヨークのブルックリン地区をイメージしているとのこと。
大きな木材、全席ビンテージ感のあるソファとテーブルは、異国情緒あふれる素敵な空間となっています。
まとめ
倉庫を改装してカフェを作るには、用途変更が必要となるケースも多く、居抜きなどの店舗と比較すると開店時に手間がかかります。
しかし、インスタなども調査しても倉庫をカフェとして利用するお店は人気も高いことが伺えます。
レトロ感のある倉庫を改装することで、他とは一味も二味も違うお店作りが可能になるので、カフェを開店される際は1つの候補として検討していみてはいかがでしょうか?